- 仲間内でいつも勝っているのでフリーで腕を試してみたい
- ネット麻雀だけでなく実際に牌を握って麻雀を打ってみたい
- 麻雀を覚えたいけど周りに人がいないからフリーに行ってみたい
ある程度麻雀を覚えてくるとフリー雀荘に行ってみたくなりますよね。
中にはいきなりフリーデビューする人もいるかとは思いますが、まずは仲間内やネットで初めてからフリーに興味を持つケースがほとんどかと思います。
しかし知らない人と麻雀を打つのは緊張するし敷居が高く感じてなかなか足が向かないことでしょう。
そんなフリーデビューに興味を持つ方が実際にフリー雀荘へ行くために知っておくべきことをご紹介します。
ちなみに筆者は仲間内⇒フリーデビュー⇒フリー雀荘のメンバーという感じで順調に麻雀にハマる人生を送りました。
フリー雀荘は仲間内での麻雀やネットとはまた違う魅力があるので、ぜひ本記事を読んでフリーデビューの勇気を持っていただきたいです。
お店選び
- ノーレート
- 超低レート(0.3以下)
ほとんどの雀荘ではお金を賭けています。
当然ながらフリー初心者だとカモられて終わることが多いと思うので出来ればノーレートのお店を探したいところ。
ただしノーレートはお店の数が少ないので見つかりにくいでしょう。
レートありのお店であれば0.3以下をおすすめします。
※具体的な店舗や探し方は後述します。
0.5くらいが一番多いレートなのですが、0.5くらいからは初心者が入ってゲームの進行が遅かったりするとイライラされやすくなる印象です。
0.3以下であればフリー初めての人も多いのでやりやすいでしょう。
最近はレートの表記をホームページで行うお店は減ってきたので、レートを公表していないときはフリーのゲーム代で判断します。
ゲーム代が1ゲーム300円以下だと0.3以下のレートと思ってOKです。
迷ったらフリーのゲーム代を確認しましょう。
フリー雀荘にはいくら持っていけばいい?
最低でも6,000円ほどあれば足りるかと思います。
0.3(ウマが300円-600円)でハコテンになった場合、1,500円+ゲーム代300で約1,800円の支払いになります。
なので、6,000円あれば祝儀(チップ)を考慮しても3連ハコラスくらいは耐えられます。
これだけあれば十分でしょう。
初めてのフリーだと精神的にかなり疲れるのでそう長くは打てないかと思います。
東南戦(半荘戦)であれば3~4回くらい打てる資金と考えておくと良いです。
フリーデビューにおすすめな雀荘
Zoo

関東圏を中心に全国に展開している大手チェーン店。
0.3とノーレート。
禁煙店や分煙店も多いのでタバコが苦手な方でも安心です。
若い人が多くて0.3の卓も良く立っているイメージです。
店舗によって異なるので詳しくは公式ホームページでご確認ください。
WELCOME(ウェルカム)

こちらも関東(と言うか主に東京)メインで展開しているチェーン店。
0.2、0.3があります。
e-sou(イーソー)

大阪梅田、難波にあるお店。
三人麻雀、四人麻雀どちらも打てます。
レートは0.3があり。
そもそも大阪では4人打ちの店が少ないので、フリーデビューがイーソーだという人は多いかと思います。
てんぱね

秋葉原にあるノーレートのコスプレ雀荘。
アミューズメント感が強い特殊な麻雀です。
何度か行ったことがあるのですがノーレート専門なだけあり初心者の方が多く感じました。
女の子を交えて和気あいあいと楽しむ感じのお店ですね。
東風戦で1ゲーム630円とかなり高めな料金ですが初めて牌に触るには良いかと思います。
必ず1卓に1人は店員の女の子が入ってくれるので、初心者だという事情は十分に考慮してもらえるでしょう。
MLスタジアム高田馬場

高田馬場にあるMリーグの公式ルールで麻雀が打てるノーレートのお店。
今まで紹介したノーレートのお店と違い、和気あいあいというよりは真剣に麻雀に打ち込む雰囲気です。
なのでノーレートとはいえデビューにはちょっと緊張するかな?と思ったのですが、Mリーグ人気で興味を持った方もいるかと思ったので紹介しました。
Mリーグが掲げるコンセプトである「脱ギャンブル宣言」の通り、ギャンブルを排除した「競技」としての真剣な勝負が楽しめます。
お店やホームページの作りも先進的でかっこいいです。
その他 雀荘の探し方
世の中の雀荘のほとんどが1店舗~数店舗の個人経営店なのでこのブログで全国すべての情報をお伝えするのは難しいです。
お近くの雀荘は雀サクッや麻雀王国などのポータルサイトから探すのが一番スムーズでしょう。
エリアやキーワードで検索ができ、お店の情報がわかりやすくまとまっています。
どちらのサイトもノーレート特集を組んでいるのでそちらを覗いてみてはいかがでしょうか?
ノーレート雀荘選びの注意点
ノーレートでも競技ルールは初心者にはおすすめしません。
ここでいう競技ルールとはプロ麻雀団体のリーグ戦などで用いられるルール(連盟Aルールなど)の事です。
一般的な雀荘や麻雀ゲームで採用されているルールではありません。
このルールで打つ人は上手な方、プロの方ばかりなので一般ルールのノーレートとは客層も異なります。
秋葉原にあるひよこ堂なんかが競技ルール採用のノーレート雀荘ですね。
ルール・マナー
初めて訪れる客に対して最初にルール・マナー説明を行う店がほとんどです。
しかし初めてのフリーで説明されるすべてに気が回るほど余裕はないでしょう。
なので、とりあえずやっておきたいのはフリーで打つのが初めてだと伝えることですね。
点数計算が苦手であれば合わせて先に言っておくといいでしょう。
初心者だってわかれば皆さん事情は汲んでくれるはず。
ラス半コール
もう一つ忘れてはならないのがラス半コール。
フリー雀荘で急にやめるのはあまりよろしくない行為です。
麻雀は4人でやるゲームなので、スムーズにゲームが回り無駄な待ち時間が出ないように店側が卓組を調整しています。
なので、基本的に帰るときはゲームが終わった時に「次で辞めます」とお店側に申告してあげるのが親切ですね。
これをラス半(ラスト半荘)コールと言います。
麻雀の結果次第で続けるかどうか決めたい時など、あやふやな場合はもしラス(もしかしたらラス半)と伝えると良いです。
順位の変わらないあがり
初心者が行う行為で一番嫌な顔をされるのがオーラスでの順位の変わらない無意味なあがりだと思っています。
これには結構苦言を呈する人もいるので嫌な思いをすることがあるかも。
麻雀はトップを狙い、より高い順位でゲームを終えるのが目的です。
オーラスは駆け引きや読み合いが麻雀で一番集中する場面なので特に何も考えていない意味のないあがりは場を白けさせてしまいます。
ルールやマナー違反ではないのですが、ゲーム性を損なわないためにも覚えておくと良いでしょう。
「別にどうあがっても自分の勝手」と思う方もいると思いますが、順位を考慮した押し引きや手作りを覚え事は自分の麻雀の成績にもかかわる部分なので早めに意識しておくと良いです。
そのほかに暗黙の了解的なマナーもあり別記事で詳しくまとめてあるので参考にしてください。
>【解説付き】ルールブックには載っていないフリー雀荘の初心者向けマナー集
まとめ
- デビューはノーレート or 0.3以下の雀荘で
- 店選びは雀サクッ、麻雀王国を活用
- 対局時にはフリーが初めてであることを伝える
- やめるときはラス半コール
これでフリーデビューはバッチリです!
細かいマナーなどで注意されることもあるかと思いますがそれは誰しもが通る道。
最初から完璧にできる人なんて居ないのであまり気にせずフリー雀荘になれていきましょう。
後からでも自然に身に付きます。
麻雀を覚えたいけど一人で雀荘へ行くのは不安という声をよく聞くので本記事を書きました。
少しでも背中を押すことができたなら幸いです。