フリー雀荘は怖い!
という理由の一つにマナーや独自のルールがよくわからないという点があると思います。
マナーって暗黙の了解的なところがありますが、麻雀業界という狭い世界のマナーなんて知らなくて当たり前ですよね。
お店のルール説明時にマナー説明も一緒にされることが多いのですが
細かいマナーまですべてが書かれているわけではありません。
なので今回は今まで実際に見てきた初心者のお客さんの行動から
あまり語られないけれど初心者にありがちなマナー違反についてお話するので参考にしてください。
なぜそれがマナーとされているかもあわせて紹介していきます。
エレベーターラインの上に点棒やチップを置く

支払う時
上の画像の矢印の部分をエレベーターラインと言います。
全自動卓で稼働する部分ですね。
局が終わったら次の親の人がゲームを進めるために牌を落とします。
落とす人はエレベーターライン上には牌以外はないという認識ですのでいきなり置かれると牌と一緒に点棒やチップが卓内に落下します。
これをやられるとゲームの進行が止まるので絶対に気を付けましょう。
特にアルティマであれば台の中央部分が開くのですが、手を伸ばす位置がちょうど中央付近になるので多いんのでしょうね。
ちなみに僕はこの行為を見つけたら100%注意します!
受け取るとき
ツモあがりでおつりが発生するような場合は慌ただしくて余裕が無くなってしまいますね。
とりあえず受け取った点棒は卓の横の方(上の画像のピンクの〇らへん)に置きましょう。
自動配牌卓だと自身の正面手元から牌が出てくるので、そこから落下しやすいです。
点棒の支払いは最小限の本数で
例えば原点の25,000点持ってる状態で3,900点に振り込んだら5,000点棒1本を差し出しましょう。
そうすれば支払いは5,000点棒1本
おつりは1,000点棒1本と100点棒1本の移動で良くなります。
間違っても1,000点棒3本、500点棒1本、100点棒4本を渡さないように!
鳴いたら先に打牌をする
ポン・チー・カンをする場合には
発声⇒牌を晒す⇒打牌する⇒鳴いた牌を拾う
の順番でしましょう。
先に鳴いた牌を拾われると「河から牌を拾って右端に晒す」という行為を全員で見るという無駄な時間が生まれてしまいます。
なので先に打牌を済ませて、下家がツモってる間に牌を拾いましょう。
牌山に触れたら鳴き、あがりはできない
これに関してはもはやマナーではなくルールだと思っているのですが今までに何度か見たことがあるんですよね。
牌触ってから鳴く行為。
「え?牌の表面見てないんだけど?」とかいう人もいます。
気持ちはわかりますが客観的に考えてみましょう。
あなたがその牌を見ていたか見ていないかなんて誰も見ていません。
その線引きとして触れる・触れないでジャッジしています。
鳴きたい牌があるのならきちんと前の人の打牌を見てからツモりましょう。
引きヅモ
手牌の横にツモ牌を置いた後に手前に引いて卓の縁に「カチッ」と当てる行為。
卓や牌が傷つくのでやめましょう。
多分これやる人ってアカギのアニメとかに影響されてる気がするんですよね。
市川戦での「きたぜ、ぬるりと・・・」のシーンとかまさにそんな感じですし。
アカギはアニメです。
現実ではマナー違反なので気を付けましょう。
対局中は利き手のみを使う
両手使いはNGとされていますね。
牌の扱いに慣れるまでは大変かと思いますが理牌と倒牌の時以外は利き手だけを使いましょう。
これはイカサマ防止の観点からできたマナーです。
確かに常に全員両手使いながら打ってたらすり替えされても気付きにくいでしょうね。
ただし和了時の倒牌は片手で行うとマナー違反になるので気を付けましょう。
面倒くさいですね。
局が終わった後に牌山を開けて確認する
自分の和了牌が山にあったかどうか気になりますよね?
僕も山読み大好きなので、自分の読みの答え合わせしたくなる気持ちはすごくよくわかります。
ただゲームの進行を妨げることになるし、牌山の中身が気になっているのは自分だけではありません。
邪魔なのでやめましょう。
さいごに
以上がしばしば見かける初心者にありがちな行為でした。
なぜいけないのかわからないのに「マナーだからダメだ」と言われるよりは理由までわかった方がスッと入ってくるかと思います。
人に深いな思いをさせないためということもありますが
自分自身も不快な思いをしないためにもぜひ覚えておきましょう。
フリーデビューしたい方はこちらの記事もどうぞ。
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