片山まさゆきの傑作麻雀漫画「歌姫オバカミーコ」。
初心者へのハウツー本でもあるこの漫画から特に覚えておくべきだと思ったシーンを切り抜いて紹介。
その第二弾の記事となります。
コマの切り抜きなので前後の話を読まないとわかりにくところもあるので気になった個所は単行本読んでみてください!
本記事では単行本の4~6巻の内容を紹介します。
前回記事:オバカミーコで学ぶ麻雀の基礎①~初心者から初級者へレベルアップ~
はじめに:歌姫オバカミーコとは

2004年~2010年まで近代麻雀で連載していた片山まさひろの作品。
駆け出し女流プロの丘葉 未唯子(おかば みいこ)が元王者の波溜 晴(なみだめ はる)に麻雀を教わりながら成長していく物語。
1話ごとに教えるテーマは1つ。

初心者~中級者に向けて描かれているので内容はわかりやすい。
また、その内容が論理的なのもオバカミーコの特徴です(オカルト話も多少出てくるが)。
形を覚えろ
「一番受け入れ枚数が多くなる形」というものが存在します。
とりあえず代表的なものは丸暗記してしまいましょう。






教科書に絶対書いてあるこの形。
1個飛ばしのトイツ3つは真ん中のトイツを切るのが一番受け入れ枚数が多いです。









リャンメン+カンチャンの形もよく出てきますね。









こういうのは牌効率を指南する本とかに絶対書いてあるので読んで覚えるのが一番早いです。
繰り返しとなりますが丸暗記しましょう!
いいテンパイを目指すためのいいイーシャンテン
いいテンパイとはすなわち多面張。
なので必ず多面張になる完全イーシャンテンを目指す。
完全イーシャンテンを目指すためにはいいリャンシャンテンである必要がありますよね?
どのような有効牌を引いてもテンパイ時に両面待ちになるように考えて手を作ることが大事です。
攻めるときに好牌先打で手をスリムにするのはオールドファッションセオリー。
個人的には5200点以上の打点が見込めるようであれば手はパンパンにして進めて行っていいと思っています。
無駄な失点を避ける
とても当たり前な事ですが無駄な失点は避けましょう。
初心者ほど全局全力で手を進める傾向がありますが、クソ手のときは行かなくてもいいです。
形が悪い、打点も安い手はリスクに対してリターンが取れないので、早々に振り込まない方へシフトするのが良いです。
どうしようもないときはさっさと見切りを付けましょう。
複合形を制する者は麻雀を制す

複合形とは順子手、トイツ手どちらも狙える悩ましい手のこと。
どちらにしようか迷った時はリャンメンターツの数で判断しましょう。
リャンメンターツが多ければ横に伸ばす!

逆に横に伸びなさそうな手は一気に縦に伸ばす準備を。
中途半端にテンパイ時上がりにくく放銃しやすい中張牌などは早めに処理したほうが良いです。
くっつきはアタマ付近不利!

くっつきテンパイとはツモ牌が孤立した牌にくっついてターツとなりテンパイとなること。

アタマ付近は自分ですでに2枚使っているので好形になる枚数が少ない。
ただ上の例だと2枚しかないを引くことで
の形。
待ちになり待ちの数は11枚なのでそこまで悪くない気もしますよね。
迷いどころですが好形テンパイになる確率は残しなので覚えておきましょう。
まとめ
前回1~3巻でやった内容よりは踏み込んだ内容に見えますが結局は「形に強くなる=好形テンパイで勝負できる形を作れる」がキモです。
形に強ければテンパイも早く押せる回数は増える。
それでも配牌やツモがかみ合わないときは大人しく引いて無駄な失点は避けましょう。
